本物?を目指す生徒募集

まあ、読む人は、そんなにいないだろう、しかし、これは、後々の後世の若者のために書いておかないと、と今年、2021年5月28日に”遺言”として書いたのが、以下の記事。

友寄隆哉の音楽講義 :Vol.1:ジャズから見る、世界に通用する様々なジャンルのミュージシャンになるための考察:ビックバンド作編曲、管楽器、ピアノ、ギター編|トモヨセタカヤ|note

日本人は、K朝鮮と変わらないメディア社会。これほどの経済大国だと言うのに、だ~れも?世界に通用していない現状を暴露?した記事です。

また、これを裏付けるデータが、国民の新型コロナ接種率80%?

未接種率20%?

相変わらず、”8:2の理論”。

8対2の法則を本気で意識すると、時代の先取りをする感性が磨かれる | キークエストWEBマーケティングメディア (keyquest.work)

ぶっこみジャパニーズ』は、TBS系列で2013年10月9日から不定期に放送されているバラエティ番組

ぶっこみジャパニーズ – Wikipedia

#ぶっこみジャパニーズ 第8弾!世界のニセ寿司&歌舞伎&剣道をドッキリ成敗SP 170411 | BJ4tv

この番組は、2013年10月9日から始まっていますが、現在、これが、ついに日本でも再現されているわけです。

要は、世界のインチキ”先生”は、YouTubeを見て、学んでいるわけです。

日本の”無料”YouTubeを見て、寿司職人になったり、何でも日本文化の指導員、”先生”、”師匠”になるわけです。

これを逆に言えば、欧米の”無料”YouTubeを見て、欧米文化の音楽の指導者になるわけです。

ついに、同様な現象が、日本でも行われ始めました。

これは、日本古来?からの教育の教え、”ただほど安いものはない!”という教えから、物事を学ぶには、まず、”身銭を切る!”という事の大切さ、自分で稼いだお金で、指導料を払って学ぶ、という事を否定した状況が現在の日本です。

武道の世界では、”3年独習するより、3年掛けて、良き師を探せ!”という教えもありあます。

こうした中で、この”無料YouTube”の台頭は、これまで、世界が、ようやく気付いた”教育の法則”をすべて破壊し、初期の原始時代?状態に戻す行為に相当します。

フィンランドが、なぜ、世界の、憧れの教育国となったか?の要因は、教師の質の高さのハードルを上げ、難関の職業にし、高給化し、誰でも簡単に”教師”にできないようにしたからです。そうやって教師になった者に、全面的に児童の教育を一任したからです。(米国の教師は、学校が終わると、ガソリンスタンドでアルバイトをする、というのが実態だそうです。)

*フィンランドの教育の特徴は?日本との違い、幸福度ランキング世界第1位の秘密を解説

フィンランドの教育の特徴とは?日本との違い、幸福度ランキング世界第1位の秘密を解説 (education-career.jp)

ところが、ここに、日本も”無料YouTube”の時代がやって来ました。

フォロワー(千人以上)によって、広告収入が得られる、というシステムによって、誰もが、”先生”になれるわけです。

とにかく、フォロワー数を稼げばいいわけです!

かつて、東京都は、ストリート・ミュージシャンに質のレベルを設定しようと認可制にしましたが、このYouTube講師には、何の規制もできません。

私自身は、これを見るたびに、衝撃で、まさに、”タダほど安いものはない!”です。

もちろん、無料YouTubeで十分な知識、技術も得られますが、ジャズで言えば、そもそもの先生からして演奏が、日本人独特に、”ハネてるじゃないか!”という”先生”が多いわけです。

 私自身が、米軍下の沖縄で生まれながら、苦労して学んだリズム感を、何の問題もなくクリアしている、という日本人無料YouTuberの講師が大量に誕生しているわけです。

なんじゃあ、そりゃあ、と、思わず、突っ込みたくなる講師演奏があります。

*日本人とリズム感 

音楽人生が変わるコラム集 を編集 ‹ TAKAYA TOMOYOSE GUITAR LESSON — WordPress (tomoyosejazz.com)

また、こうした講師が、真先にやる事が、「優秀な講師の条件」という”洗脳”。

これは、結局は、自分が優秀な講師だから、他から学ばないように!という洗脳なわけです。

これは、私のコラムでも行っています。

*良い音楽指導者の選び方10カ条

音楽人生が変わるコラム集 を編集 ‹ TAKAYA TOMOYOSE GUITAR LESSON — WordPress (tomoyosejazz.com)

私のアドバイスは、とにかく、その講師の演奏を聴け!、それを提示してない講師は、すべてインチキだ!と。

ここに付け加えるなら、ジャズで言えば、延々とアドリブしている講師の演奏を聴け!となるでしょうか。

ほんの数コーラスのアドリブは、即興を中心とするジャズの世界では、非常に怪しい。

BGM営業での”お仕事”営業でもない、”ライブ”の場なのに、なぜに、わずかなアドリブ時間で終了するのか?

最低5分~10分くらいは、アドリブしないのか?

”ライブ”という場で、アドリブが1,2コーラスというのは、非常に怪しい。あらかじめ、練習しているお決まりのアドリブじゃないかと。つまり、それは、”即興”でななく、練りに練ったアドリブを、ずっと繰り返しで弾いているわけです。

つまり、どこでも同じアドリブをしている可能性が高い。

これが、インチキ・アドリブなわけです。

フィンランドの優秀講師とは違うわけです。

私自身は、48年前の24歳で教室を始めましたが、その時に思っていたことは、”教師である前に、プレイヤーでなければいけない、という想いでした。

それは、今でも変わりません。常に、”教師である前に、まず、演奏家であれ!”というのがモットーです。

だから、私に取っては、YouTubeは、まず、語る媒体ではなく、演奏する媒体です。

それは、”教師である前に演奏家であれ!”という考え方からです。

しかし、講師と言うのは、結局は、スナックオーナーや、パーマ店のオーナーと同様で、顧客も同世代を求めます。

無料YouTuber講師には、同世代の、”無料大好き”生徒の同世代が”たむろ”します。

公民館で、”無料”で”空手教室”を始めたら、100人近くの子供さんが集まりました。しかし、これを有料にすると、5人ばかりしか残らなかった、という話しもあります。

物事を学ぶには、最初が肝心です。

お米を研ぐ最初の水は、清水でないといけません。なぜなら、お米は、最初の水で、60%から70%の水分をお米は吸ってしまい、この水分は、もう除去できません。最初に、汚水で洗ってしまったら、60%は、汚水を含んだお米になるわけです。

また、”初心”という字の”初”は、”刀”という字を書きます。

これは、生地に初めて、ハサミを入れる行為から来ています。

一度、ハサミ(刀)を入れてしまったら、その生地は、修正が利きません。

この最初の”裁断”が、”初心”なわけです。

語学学習で言えば、最初に学ぶ発音ですね。

これを、8割?の日本人が、”無料YouTuber”から学んでしまっているわけです。

昔の人は、偉いですねぇ。

”タダほど、安いものはない!”

”身銭を切って学べ!”

”3年独習するより、3年掛けて良き師を探せ!”

40代、50代の生徒が、20代の若者に勝つには、良き師匠次第だと思います。

おそらく、今の無料YouTuber講師に学んだ世代の10代、20代は、世界超えは、無理でしょう。

無料YouTuber講師自身が、私には、誰かわかりませんし。

とにかく、食うために、背に腹は代えられないのでしょう。

しかし、こうした時代の現状システムを把握して置くことは大事です。

時代の進化は、教育の進化と反比例する事が、常識です。

世界に通用した、明治、大正、昭和の偉人の話をしましょうか?

日本人は、どんどん、退化しているわけです。

武士道 (新渡戸稲造) – Wikipedia

武満徹 – Wikipedia

一流のシェフに叱られながら学んでいる者と、無料YouTubeで料理を学んでいる者のどちらが、一流になる近道なのか?

という話しでしょうか。

友寄隆哉ギター・メソッド|商品一覧|リットーミュージック (rittor-music.co.jp)

2021年10 月29日 5:30

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