思い出のクリスマスコンサート2019:ピアニストの選び方

今年2020年の3月あたりからは、いきなりのコロナ騒動。おかげで、6月、12月(クリスマス)となった恒例のホテルコンサートも中止。ブログも移籍したので、去年のクリスマス・コンサートの回顧録は永久保存版?なので残しておきましょう。

このコンサートだけは、YouTubeチャンネルにアップできません。たぶん、アップすると、奇声を発しながら演奏する初共演の外来種系日本人メンバーから「勝手にアップするんじゃないぞ!」とクレームがつくだろう、という予測で、現在、お蔵入りとなっています。

まさか、こんな人間とは思わず、家族がブッキングしてしまったのですが、私自身は、最初から嫌な予感がして、当日まで自分からは直接のコンタクトは取りませんでしたから、私の人間を見る勘がやはり鋭かったなあ、と。

しかし、どんなプレイをするのかな?というミュージシャンとしての好奇心の方が強かったので、敢行しましたが、YouTubeチャンネルにアップできない残念でならない唯一の幻のコンサートとなりました。

このYouTube時代ですから、今後は、YouTubeアップできないメンバーとの共演は、御法度になるでしょう。

以下は、昨年2019年のクリスマスコンサート後のブログになります。

今日のニュース:

私の令和元年おかげさまで、12月25日、クリスマスコンサートも大盛況に終わりました!50人を超え満席になり、そこへ、この1週間さらにラジオ放送での宣伝の効果もあってか、予約が殺到し、いくつか椅子を追加しましたが、断られた方もかなりいたようです。

今回は、久々の若き日のように”アドリブ対決!”ということで、外来種系、先住民ならぬ後住民?のアドリブ自慢者を加え、対決、対決、対決、となりました。

いきなり、「こんなに客入ってんのに、ギャラ安いじゃねーか!、詐欺師じゃねーのか!、次はねーぞ!」「何だ、わざわざ来てんのに食いもんは、これだけか〜!、メシ食ってくるわい。」というクレームをブッキングした妻に裏でつけていたと、帰宅してから知りました。私に告げると、そのままピアニストを解雇するはず、とコンサート終了まで黙っていたようです。

私自身には、「何だ、こんな譜面、できねーよ。」という事を言ってリハーサルでの不平不満。これから始めるコンサート前に揉めたら終わりです。

こういうメンバーが共演者となったので、久々に萌えた、じゃなかった、燃えた闘いとなりました。

最年長は、私なんですが、、。

(あっ、いつもやってるサックスは、10月生まれの同い年!、ということは、サックスも還暦!YouTube映像は7年前!? 奇声外来種系日本人ピアニストは、私より5歳ほど下。独身)

しかし、勝負は、秘孔を突いて、一瞬で口を封じ?終了〜!、というものではなく、ひたすら楽器を武器?にしての闘い。

元来というか、本来、日本ジャズの世界は、こうした軍団の集合体で、常に殺伐とした世界でした。巨匠バンマスによっては、サイドメンへのパワハラは当たり前、ビンタも当たり前の世界。

こうした世界に生きた私も、20代から好戦的で殺伐とした人間でした。当時は、そこが地獄界!と知らなかったんですね〜。

しかし、私自身は、次第に、地獄界に気づき、この世界から解脱するには、ギターソロしかない!と毎日、毎日、山へ篭り、大木を突いたり、蹴ったり、と。しかし、人恋しくなったら、片方の眉毛を剃り、こんな変な顔では下山できない、と眉毛が生え揃うまで、また半年頑張り、、、。あれ?これは、私の修行じゃなかったか、、。

とにかく、朱に交われば赤くなる、という常識と闘い、朱に交わってるのに青くないか?、と言われるまでに。そして、ついに地獄界から解脱し、極楽界の門に辿りついたのが13年前。

以来、出された譜面にも、食べ物にも、ギャラにも、仕事をコーディネートしたスタッフやマネージャーにも暴言を吐くこともない人間になることができました。🙏長い道のりでしたが、地獄界は、仲間がたくさんいるように見えますが、それは仲間ではありません。

裏の世界での互いの誹謗中傷は当たり前。極楽界の住人は、誹謗中傷は、裏ではしません。Facebookで堂々と展開しますから!地獄界の常識は通用しません。

以前、地獄界の住人から、「SNSで非難せずに、堂々と本人言うべきです!」と本人に言われたりしましたが、やはり、常識が違います。

私が面と向かって注意するのは、友人と生徒、肉親、家族だけです!それに、友人と生徒以外を注意したら、反感を買いますから!面と向かっての注意は、その人のためを思ってやるものですが、悪人に直接注意する必要はありません。

注意した後、いきなり殴られるかもしれませんよね?

だから、SNSで匿名にして、話しのネタとして伝えるわけです。

話しのネタにでもしないと、出会った意味もありませんし。

世の中に役に立つ体験にもなりません。

また、そうすることで、いちいち出会う人に同じ話しをする労力?が省けるわけです。これが、正しいSNSの使い方でしょう。子どもたちなら、”人の振り見て我が振り直せ!”のテキストとして使えます。

だから、正しい使い方は、すべて、“世のため、人のため”になって行くわけです。

ということで、つかみはOK?

昨夜は、1ステージ、2ステージ、それぞれ45分の予定でしたが、1ステージが30分?、2ステージが15分?オーバー。

バンドへのアンコール1曲。

次の現場の”お仕事”があるメンバーは、慌てて帰宅。

私は、さらにアンコールに応えるために、恒例?の1人、ソロギターで2曲。

ソロギターで2時間コンサートをして来た私にとって2曲程度は、かけつけ1杯?10時終了予定が、10時半終了。

11時閉店?

帰宅してから生徒や友人知人からのラインをチェック。

1:「先生、凄かったー😆生きていて良かったと、心から思いましたよ😊」(秋田県40歳男性、看護師)

2:「昨日はお疲れ様でした。最高のステージでした。他の生徒さんにも挨拶できました。良いお年を!」(沖縄48歳、警察官)

3:「今日はありがとうございました❗何年かぶりに肝から肌から感動しました。ピアノもサックスもベースのガチャピンさんも、皆さんの演奏が凄くて、途中から目をつぶって耳と感覚と体中で聴いてました。先輩のソロギター涙出そうでした!めちゃくちゃカッコ良かったです‼️妻も大変感動してて、来年も来たいと言ってます‼️本当に今日は素敵なクリスマスをありがとうございました❗メンバーの方にも宜しくお伝え下さい。奥さんにも色々対応していただいてありがたかったです、お伝え下さい‼️本当に今日はありがとうございました❗」(沖縄、56歳、居酒屋オーナー)

4:「ギター最高でした!ピック弾きしかと目に焼き付けました! ありがとうございました!!!」(東京、34歳Skype生、元警官、施術師)

ギターソロの間、あれほどざわついていた客席が、黙って、みんな聴いていたそうです。やって良かったです。

奇声を発しながら弾くピアニストがうるさい!どうにかならないか?というクレームは来たそうです。

しかし、ジャズのルールとしては、自分の出番のアドリブ中は、何をしても自由です。奇声を発しようが、踊りまくろうが、それが、その人の”アドリブ・タイム”です。

やってはいけないのは、他のメンバーがアドリブ中に、伴奏でじゃまをしてはいけない!というのは鉄則です。これは、一流であればあるほど、このルールを守ります。良い伴奏をして、アドリブプレーヤーを目立たせる、というのがエチケットです。

ところが、今回、ギターアドリブ中、ピアノ伴奏がうるかさった。これは、リハーサルでも注意しました。「ギターの演奏中は、伴奏を控えめにして下さい」と。

深層心理的には、他のプレーヤーのアドリブ中でも、自分が目立ちたい、という心理ですから。

ピアノとギターの共演の場合、特に注意しないといけないのが、ボサノバ曲のバッキング。

ボサノバのリズムは、ギターが中心ですから、ピアノが出しゃばったらいけません。

ところが、世の中には、ギターがいるのに、ピアノで小刻みにボサノバのリズムを刻むピアニストがいるんですね。するとギターの伴奏は、どうなるか?

やることがない。

このやり方がいかに不自然かは、編曲して見ればわかります。

ボサノバの曲のギター伴奏を全音符、二分音符系の”白玉”にして、ピアノを小刻みにする編曲は、通常ではありえなく、もしも、どうしてもそうしたいなら、かなりチャレンジ的な編曲になります。

そこまで考えての”出しゃばり伴奏”にしても、突然、ギタリストに何の告知もなく、そんな伴奏をするピアニストは、かなりの好戦的態度です。

ああ、これが、リーダーとしてしか活動して来なかった、このピアニストの謎か、とわかり、以後、プロフィールにサイドメン経験のない演奏者に注意しよう、と大変勉強になりました。

サイドメンは、人格者でなければ勤まりません。誰からも呼ばれない者は、リーダーでやるしかありません。

尚、今回をもって、ホテルのバーのグランドピアノは処分される、という話しです。

“奇人変人、腐ってもピアノ、腐っているのにピアノ!”と、とにかく、ピアニストだげが重宝される地獄界では、大変な決断です。

しかし、7年間弾く人がいなかったので、残念ですが、処分するには遅すぎたかな、というのはあります。(私の家族は、外来種系ピアニストとして、このピアノを7年前まで、6年間、毎日、弾いていましたが、、、)

ピアノが無くなるので、次回からは、ドラムを加えたギタートリオにサックスでお願いします!、ということになりました。

ホテルには、ホテルに相応しいジャズスタイルがあります。

ギタートリオでのジャズは、私のジャズでの最終ゴールではあり、この辺の望み通りの世界は、スピリチュアルな匂いがしないではないですが、、。

今回は、24歳の時の通信講座生から8年目?、34歳になった東京からの現Skypeレッスン生もわざわざ23日に来沖。

コンサート後の26日の午前中に東京に帰りました。

滞在中は、レンタカーを借り、車中では、私も持っていない15年ほど前の私のライブ演奏の録音を聴いていました。飛行機の機内から、ずっと聴いている、とのこと。

交流のある他の同い年の通信講座生から貰ったもの、という事ですが、この生徒は、以前の通信講座で、わざわざ沖縄に来て、私のライブを録音したベースの生徒からカセットテープを貰った、といいます。

全員、東京在住なので、私の紹介で二人を出会わせたわけです。その時、秘蔵のテープを譲り受けたようです。

23日、月曜日は、たまたま、ライブハウスGrooveジャズセッションのメンバーのスタジオ・グループレッスンだったので参加。

私は、ドラムを叩き、コンボ演奏。そのまま、いつもの店に1年ぶり?で呑みに、、。

居酒屋オーナーも加わり朝4時半帰宅。

24日のクリスマスイブは、沖縄の港を見て過ごすのか?と冗談で言ったら、ハイ!そうします、、というので、哀れに思い、自宅に呼び、個人レッスン。

そして家族とのクリスマス・パーティーに参加。

子供2匹の相手をさせる。

深夜1時に、ホテルへ帰る。

23日にも利用した居酒屋オーナー馴染みの運転代行を呼んで。

無料レッスンは、最高のクリスマスプレゼントになったのではないか。

彼は、今年(2019)、2月24日のボーカルとのデュオで初めてのライブ観戦。

このクリスマス・コンサートの前の、6月22日(土)ホテルコンサートの際、上層部から、こんなに入るなら毎月やったら!?となったそうですが、毎月やったらお客さん来ない!、となったそうです。

ホテルでは、毎回、フロントから私のコンサートのポスターが貼られていて、ホテル上げてのイベントの一つとして扱われています。

今年は、2月24日、日曜日、カフェ、”カノン”での女性ボーカルとのデュオ・コンサート、

6月22日、土曜日のロワジールホテル・バーコンサート(第4回ジャズナイト)

12月25日、水曜日、今回のバーコンサート(第5回ジャズナイト)以上の三本だけとなりました。

毎回、来てくれた、お客さんやサポーターの生徒軍団に感謝します。また、12月のお歳暮の貢物もたくさん頂きました〜。😁大晦日ジャズライブセッションに呼ばれることもないですから本年の音楽人生は、これで終了です。

今年も応援、支援、ありがとうございました!

2019年12月27日

PS:

6月22日のコンサートは、私のYouTubeチャンネルにアップされています。

7年前のコンサートもアップされています。今回のクリスマス・コンサートと同じアルト・サックスプレーヤーです。6月22日のテナー・サックス・プレーヤーとピアニストは、私が24歳の時に組んだジャズ・グループ”Green Dolphin”のメンバー。当時、大学生の2人です。(テナーサックスは、1歳下、ピアノは、3歳下ですが、、)私の作品集第3集「作編曲編」の”Cabret(キャバレー)1983年”でのオリジナルメンバーです。当時、NHK FMに出演した時のエアーチェック録音のままです。

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